物書き泣かせの相場である。弊社は助言・代理業を生業としておりますので決して物書きではありません。(日々こんな拙い文章力で物書きと言ったら、それこそ物書きの先生方に失礼かと存じます)
日々お客様とのコミュニケーションの中で全体相場の流れ、個別銘柄については更に深堀する余地がございますが、株価の動きもマクロ要因による先物中心の、意外と値幅を伴う上下に終始しておりますので、物書きの先生方にとってはやり辛いらしいです。
先日も筆者如きがお付き合いさせていただいている、「ZAI」や「日経マネー」などの株式関連誌にも投稿される結構有名な先生ですが、「いやー、この相場で書くことなくて困っているよ。今の相場じゃ面白おかしく書けないよ。」と嘆いておられました。
この先生がおっしゃられているような相場展開は、筆者も今しばらく続くかと思います。米国の決算発表は佳境に入りましたが、日本は今週から始まります。また、注目のFOMCが5月3、4日に迫り、利上げ幅が見えてまいり、更に、5月11日の米国消費者物価指数(CPI)の発表が控えます。
再三申し上げている通り、日米ともに企業決算が出揃いインフレのピークアウト感の明かり灯るかどうか、ここは大注目であります。概ね決算予想は良好と思われますので、ここで4月に若干見られたコアコアCPIの減速が更に加速するか剣ヶ峰であります。
それまで、未だ荒れる相場展開かと思われますが下値も限定的です。付和雷同することなく買い目線で臨んでいただきたいと存じます。
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