ここは「郵船」やろ!「三菱商事」やろ!と、3月上旬にお電話を何回かいただいたお客様から、改めてお礼の電話をいただきました。「あんたのお陰でやられなくて済んだで、あん時郵船買ってたら簡単に二割は飛んだわ!」と。
四国のお客様で新型コロナ騒ぎの前ぐらいまでお取引いただいておりましたが、その後大病を患われ一線から引かれておりました。しばらくの闘病生活の末、幸いにも大事には至らず快気なされて再び復帰されてまいりました。
早速、このご縁で再び弊社とお取引いただけるのかと思いきや、たまたまもらった営業の電話から、弊社よりも規模の大きい某投資顧問に入ったそうです。郵船も三菱商事もその投資顧問からの推奨だったらしいのですが、まさしく陽極まれば陰に転ず、の時期に当たってしまいました。
そのお客様は、口はめっぽう荒いのですが非常に人のいい方であまり人を疑うということをされません。四国で今は厳しいようですが外国人労働者も雇用し、大々的に農業をされておられる方です。
裕福な方なのですが相場の方はというとお世辞にも上手いとは言えません。弊社のHPを見たらしく、「郵船や、と叫ぶお客ってわしのことか?」と問われ答えに窮してしまいましたが、最後に「儲からなくても損失を防いでくれたのはあんたのお陰や、来月で○○投資顧問と切れるから、そしたらあんたんとこ行くで。ちょっと待っとれ。」といつもの口調に、体調は戻ったのだなと安心しました。
この陰極まれば陽に転ず、陽極まれば陰に転ず、まさしく相場の王道であり、今回は的中しましたが、そのさじ加減たるや難しさの極みであり早々テクニカル分析でも参考程度でしかありません。
四国のお客様のお話と同じ頃に、「エンビプロHD」の売買を例に、同じく弊社のお客様でセミプロ級の方のお話もさせていただきましたが、その方も陰陽の見極めには長けており、お上手ですね、と伺ったところ、「僕は性格が本当に天邪鬼だから」とおっしゃられておりました。相場の世界では少数派でこのぐらいが、「人の行く裏に道あり花の山…」なのかと感心いたしました。
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