先日、日頃有難く拝読させていただいている日経新聞の解説について当欄で触れましたが、日経新聞には筆者の高校の同級生が既に定年退職していると思いますが、嘱託か何かでいまだ在籍しております。株にはあまり興味がないのですが友人ということで、当欄をよく見てくれているらしく、「おい、これ本当?」と、半ばお叱りの連絡をいただきました。
日経新聞を始め、日経マネー、日経ヴェリタスも隅々まで拝読している筆者としては、日経新聞に感謝こそすれ、悪口や罵倒するようなことは一切ありませんと、丁寧に説明させていただきました。日経新聞の調査力は素晴らしいですし、筆者も大いに参考にしておりますが、調査結果をどう咀嚼して伝えるかは、客観的データに主観が入り込みますので、捉え方は人それぞれです。
あくまでも筆者の主観で物を言っているだけで、それ以上でもそれ以下でもありません。その日経の彼とは割と物を言い合える中なので、「こんな弱小業者のブログに目くじら立てなくていいんじゃないの」と返すと、「それもそうだな」と上から目線で笑われてしまいました。
また、付け加えて今週の日経新聞の解説に、半導体(SOX)指数の下落から、不足していた半導体が一気に過剰との記事が出ておりましたが、筆者はこの記事を見て半導体株の底入れが近いと感じました。ここでいう半導体はパソコンなどに使う汎用品であり、日本が得意とするパワー半導体を始め特殊なものは依然品薄です。
すべて筆者の主観ですが、現状期日を通過中の半導体株の今後の動きに注目してまいりたいと存じます。
さて昨日の東京市場は、堅調な米国市場を受けて、一夜にして一昨日の下げ分を埋めてまいりました。週末にオプションSQを控えておりますので先物に絡む売買も多かったと思いますが、なんだかんだ言っても東京市場の底堅さは感じられます。
米国の週末と来週のイベントはあまり大きな変化はなしと思われるので、選挙後の東京市場に期待であります。皆様、必ず投票による意思表示をいたしましょう。
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