当欄でも、連日安倍元総理のことで紙面を割いておりますが、普段からメディアでの露出の多い評論家諸氏もこの喪失感は耐え難いものがあると思われ、いつも説法鋭い方々も憚らず目に涙を浮かべるシーンを毎日目にします。
安倍元総理の宰相としての功績は自他ともに認めるものでありますが、最後は負に一面として、森友学園、加計学園、桜を見る会などの問題でストレスが溜まり、持病の潰瘍性大腸炎が悪化したようで、傍から見ると安倍元総理よりも昭恵夫人が暴走している様子が窺え、それを安倍元総理の庇っている構図とも捉えておりました。
とあるジャーナリストの寄稿文で、申し訳ないですがどなたのものか忘れましたが、昭恵夫人について書かれておりました。安倍元総理と言えば政界のエリートで、身内には岸信介氏、佐藤栄作氏と二人の総理大臣を持ち、父は自民党幹事長を務めた安倍晋太郎氏です。
そんな家庭に嫁いだ昭恵夫人も森永製菓創業家のご令嬢ですが、お二人には子供ができませんでした。安倍家としては後継ぎが出来ないことで、相当の重圧だったようです。安倍元総理のお母さまは洋子様(岸信介元総理の長女)で今もご健在ですが、三ヶ所の病院での不妊治療を半ば指示し、結局実らなかったのですが相当なプレッシャー、罵声なども浴びせたようです。
政界エリー家計が途切れることを考えれば、親御さんにも重圧であったと思われますが、そんなこともあり、安倍元総理は昭恵夫人が行き過ぎたと思われるようなことをしても、身を呈し優しく対応していたのではないでしょうか。
さて、東京市場はこれだけの自民党大勝でも外国人投資家の動きは未だ緩慢です。恐らく、自民党が安倍元総理を失ったことで今後の政権運営、派閥力学がどうなるか、更に岸田総理の骨太方針の実行力も、もう少し見極めたいと思っているのでしょう。
ただ底入れしている東京市場の個別銘柄は活発です。弊社からすると当欄でも何時も申し上げておりますが、巷言われるほど悪い相場展開ではありません。様子を知りたい方はご連絡ください。
弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。