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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

元内閣総理大臣、安倍晋三氏のご冥福をお祈り申し上げます。

   選挙戦終盤の先週金曜日、奈良での応援演説の最中、元内閣総理大臣である安倍晋三氏が理不尽な銃弾に命を断たれました。一報を聞いて、白昼の街中でこんなことが、しかも世界一安全な日本で起こるのかと自分の耳を疑いましたが、現実が伝わるにつれ筆者も怒りとともに涙がこみあげました。

 

徐々に犯人の人物像は伝わるにつれ、最初に脳裏を過ったのは元自衛官ということで、三島由紀夫氏でした。彼が起こした三島事件とは、昭和45年憲法改正のために自衛隊の決起を呼びかけ、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺をした事件です。

 

 元自衛隊員ということで、憲法改正論者である安倍晋三氏に対する思想の違いから犯した犯行かと思いきや、とんでもなく、とある宗教団体に自分の母親が入れ揚げた結果、破産状態となり、この宗教団体と安倍晋三氏が深い関係のあったのではないかと勝手な憶測が原因であったようです。

 

 決して蛮行は許されませんが、過去の政治的要人の殺害を企てた事件は、古くは昭和7年海軍将校による時の内閣総理大臣犬養毅を殺害した5.15事件、昭和35年右翼の少年による、社会党浅沼稲次郎委員長殺害事件などに見られるように、貧富の差を是正したい、時の体制を変えたいなどの思想が根底にあったように思われます。

 

しかし今回の事件は、そこに安倍晋三氏の政治信条などは一切絡まない、全く理不尽極まりない、全く身勝手な自分本位な理由しか伝わって来ません。これでは安倍晋三氏も浮かばれないと思うのは筆者だけでしょうか。

 

安倍晋三氏の功績は業界関係者であれば誰でも賞賛するアベノミクスであります。宇宙人鳩山由紀夫氏、原発事故でもアタフタの菅直人氏、演説だけは上手いけど何にもやらない野田佳彦氏、そこに緊縮財政のみを押し付けた白川日銀総裁が加わった、悪夢の民主党政権から日本経済を回復させたのは安倍晋三氏であります。

 

岸田内閣の「骨太方針」にも大いに携わっている安倍氏の逝去が今後の日本経済、東京市場に影響しないことを切に願う次第であります。

改めて、元内閣総理大臣安倍晋三氏のご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

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