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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

利上げ決定後も、更に材料株の流れは不変です。

  

FOMCにて0.75%の利上げが決まり、米国市場は足元不安要因であった金融政策の方向性が決まったことで、典型的な「噂で売って事実で買い」の相場格言通りの展開となりました。

 

  物価の安定と雇用の最大化が主な仕事であるFRBですが、今回パウエル議長の説明からは、多少雇用を犠牲にしてでも物価の安定に力を注ぐ内容と思われ、公表される数字で全てを判断して行くとの項目も付け加えられました。それでも市場予想は1%の大幅利上げも取りざたされておりましたので、気持ちの中ではインフレピークアウトの芽は感じているのではないでしょうか。

 

利上げの後も方針通り数字が基本ですから、今週だけでもこれから新規失業保険申請件数、個人消費支出(PCE)、ミシガン大学消費者態度指数、来週は雇用統計と、重要指標が目白押しですから予断を許しませんが、相場は既に相当数織り込んでおりますので、金融政策については今後引き締め度合は緩和方向と見てよろしいかと存じます。

 

さて、ミクロの決算発表が進み主力IT企業GAFAMも今週全て出揃いますが、既にマクロ要因で大きく売られた経緯からも、決算内容は悪い予想の中でも“健闘” の文字が目立ち、株価の方は下値の強さが意識されて来ております。外国人投資家は本国市場のこのような経緯から、再び東京市場でも買い越し姿勢を鮮明にして来ているのではないでしょうか。

 

昨日も米国高を受け値嵩株から買いが入りましたが、この辺りを中心に日経平均を上げて行こうというのはいささか時期尚早か。先を見て、一世を風靡した値嵩株の「東京エレク」や「レーザーテック」などの押し目を買うのもよろしいかと思いますが、今の市場は明らかに個人投資家が儲け易い断然材料株です。

 

昨日も値嵩株は高寄り後失速しましたが、個別の材料株は引けにかけて買われて来ており、効率の良い値幅取りはまだまだ続きそうです。個人投資家におかれましては、是非とも儲かる所に資金を投入していただきたいと存じます。成果は雲泥の差であります。

 

 

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