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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

インフレピークアウトは下げ遅れている住宅がカギ。

  

 結局、米国の消費者物価指数(CPI)の上昇率は6月が9.1%、7月が8.5%、そして今回の8月が8.3%ですが予想値の8.1%からは上振れ着地。更に食品とエネルギーを除くコア指数は6.3%上昇し、7月の5.9%から伸びが加速し、ことらも予想値6.1%からの上振れ着地となりました。

 

 米国市場はこの発表を受けて急落ですが、その後生産者物価指数(PPI)が発表され、6月の11.3%から、7月が9.8%、8月は8.7%ですが、予想値8.8%からこちらは下振れ着地。同じくコア指数では4月のピーク9.2%から毎月減り続け8月は7.3%、しかしこの月の予想値は7.1%で上振れ着地となります。

 

 やはり消費者物価指数(CPI)のコア指数が前月比0.4%上回ったことがネガティブサプライズとなったことは明らかです。一応重要指標は出揃い、6月に続き再びCPIショックの洗礼も受けました。

 

 さて、注目のFOMCですが恐らく0.75%で決まりでしょう。一部に1%という強硬派もおりますが、既にコモディティ価格は頭打ち、遅れること労働市場と住宅部門が未だ高い位置で推移しておりますが、既に6%を上回る住宅ローン金利に販売数は大きく減速しております。

 

 下げ遅れているこの二部門、特に住宅は消費者物価指数(CPI)の3割を占めますので、多少のブレが今回のコア指数の若干の上振れを生んだと思われます。我々ごときの薄い頭でも予想できることを、物価と雇用の番人でエリートの集まりであるFEDメンバーは既に承知の案件であると存じます。下げ遅れている住宅に最後までインフレファイターぶりを発揮すると、オーバーキルの懸念もありますが、それでもしばらくはタカ派の旗は降ろせません。

 

 結論はインフレがさらに進むのではなく、データからはピークアウトのコンセンサスが更に先延ばしとの判断に至ります。株式市場も森より木の相場展開が続きますね

 

 

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