先日、「日経レバ」を空売りして困っているという方のお話をご紹介いたしましたが、その投資家の方から再びお電話をいただき、「踏んだよ」と語っておられました。毎日逆日歩で夜も眠れないと仰っておられましたが、お察し申し上げます。
昨日現在で「日経レバ」の貸借倍率は0.58倍で、ETFのこんな貸借倍率は何年か遡ってもあまり見たことがありませんが、コロナショックが起きて底入れからある程度戻ったタイミングで0.71倍というのが記憶にあります。
当時は、その後もみ合いながら2万3000円台から3万円まで半年かけて上昇しましたが、今回はそれ以上の貸借倍率と逆日歩であります。これも相場の世界とは言え、かけるお言葉もありませんでした。
しかしながらメジャーSQの週で、しかも荒れるアノマリーがある水曜日です。案の定昨日の日経平均は600円近く下げる大荒れとなりましたが、ETFといえども売り方は特に撤退基準を設けていないと傷が大きくなりますのでご注意を。
ただ、過去のメジャーSQの後に相場の転機を迎えるケースを何度も経験しておりますので、来週からの全体相場には注意が必要かと存じます。傍ら、日経平均593円安の中でも個別銘柄の存在感は高まっております。
単純に日経平均の1.82%の大幅下落に倣い、プライム市場が1.34%の大幅安、スタンダード市場が0.34%の小幅安、グロース市場は0.41%、東証マザーズ指数が0.29%と、ともに4連騰となりました。
グロース市場は指数では計り切れないとは日々申し上げておりますが、明らかに来週以降の流れが垣間見えたと思われます。確かに出遅れているこの市場は、昨日も申し上げました通りまだまだ買える銘柄があります。迷えばご連絡ください。
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