先週末の米国市場は揃って反落となりましたが、FRBのパウエル議長が年内に2回の利上げを示唆したことから、要人発言に目先の右往左往は致し方ないですが、米国金利の現水準からすると理外の理の株高です。
東京市場についても33年ぶりの高値とメディアでは連日騒がれておりますので、土曜、日曜もこの話題はテレビでも露出が多かったと思います。
好意的内容では東証のPBR1倍割れ銘柄に対する改善要請、日銀の継続的な金融緩和政策、経済が持ち直した日本への海外マネーの買い越し。ウォーレンバフェット氏、並びに世界最大の運用会社ブラックロックの日本株高評価、など挙げられておりました。
かたや、この株高に好意的でない批判的な報道をするマスメディアの方が多かったように思えます。内容的にはバブルとは中身がないこと、実を伴なわない株高、すなわちバブルの再来と意見が多かったようです。
更に十歩譲っても海外マネーの消去法的な日本株買い、米国欧州などが金利を上げる中で日本だけが金融緩和をしていることから、仕方なく日本株を買っているなどという見方も示されておりました。
株価の構成要素の基本は業績です。そこで法人統計からバブル時と今を比較が株式アナリスト、鈴木一之氏によって示されておりましたが、バブル時(1990年)1、3月期、株価が同じ水準で売上高287兆円、経常利益9.1兆円、現在が売上高365兆円、経常利益24.0兆円、これを見れば明白であると思いますが…。
株高にやっかみでもあるのでしょうか、消去法を示したのは数字のプロである、とある大学の経済学博士です。外野の意見など斯くもこんなものです。個人投資家は現場の人間です。現場の感覚で今週も勝負してまいりましょう。
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