米国市場では雇用統計から、消費者物価指数(CPI)、FOMCとビッグイベントを通過し、はっきりとした方向感も出ず少々消化不良のようですが、株式市場では、唯一強気相場入りしていないダウ30種平均のみの転換時期を待つ時間帯かと存じます。
先週は「アップル」の史上最高値更新が話題になりましたが、今週は特に重要な指標の発表はありませんで、唯一パウエル議長の議会証言が控えますが、先週のFOMCでの内容からサプライズはないかと思われます。
昨日の東京市場はさすがにここまで買い進まれた日経平均は、米国市場の小幅安に連動し調整モードとなってまいりました。押し目待ちに押し目なしの状況でしたから、待ちに待った調整じゃないでしょうか。
ただ、中身を見れば先物中心の下げであり、個別の主力株も然程下げているようには見えないので、どの程度の押し目になるか定かではありませんが、待機資金の量を考慮すれば、あまり下値は見ない方がよろしいかと思われます。
下落の中でも先週から申しております通り、弊社のお客様を含め個人投資家にとってはワクワクする相場展開となっております。昨日は日経平均が1.00%の下落に対し、東証マザーズは2.65%の上昇です。プライム市場でも小型株指数の上昇が目立ち、明らかに物色の中心は移動しております。
外国人投資家の売買動向の2カ月タームのアノマリーから、多少トーンダウンが予想されますので、中小型株の一斉蜂起が期待できますね。個人投資家は儲けるチャンスです。
30年間培ったデフレ脳を改め、外国人投資家のインフレ脳に沿って仕込みしてみてはいかがでしょうか!
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