米国市場はISM非製造業景況指数が1.8ポイント上昇の54.5が報告され、市場予想を上回る6ヶ月ぶりの高水準で着地しました。新規受注も6ヵ月ぶりの高水準、雇用指数も2021年11月以来の高水準を記録し、経済全体の強さを示しました。
連銀理事の発言もいくつかありましたが、強弱入り混じった数値の報告に困惑していることがありありと伝わり、日々伝わるデータを咀嚼していくという従来の方針を踏襲するしかないかと存じます。
FOMC前に消費者物価指数(CPI)が控えておりますが、米国市場はまずこの辺りに方向性を見出すのかと思われます。
メガSQの東京市場は水曜日のアノマリーで荒れる場面がよく見られますが、そっくり木曜日に移ったように昨日は午後から全般売り込まれました。
直近お伝えしたおりますが、騰落レシオは既に加熱ゾーンでありますので、先物を手掛けていらっしゃる投資家(買い方)は注意と申しておりました通り、少々スピードダウンの様相と思われます。
しかしながら個別は個別であり、材料には敏感に資金は動きます。太い資金の入っている銘柄も10%位の上下は当たり前に入ってまいりますので、シートベルトをしっかり占めて、付和雷同せずに見極めていただきたいと存じます。
初志貫徹、個別銘柄に資金が向いており買いゾーンであることに変わりありません。
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