米国ではパウエルFRB議長の半年に一度の議会証言が、下院金融委員会、上院銀行委員会で行われます。大統領選、議会選を控え民主党からは好況持続の利下げ、銀行の資本要件強化案の撤回を望む共和党の双方から圧力がかかります。
パウエル議長はそのプレッシャーの中でも、今まで通りデータを示し理路整然と説明するとともに、FRBの独立性を維持するものと思われます。
それと昨日、米連邦最高裁がトランプ全大統領の2024年大統領選への出馬が可能との意見書を公表しました。判断は最高裁判事の全会一致とのおまけ付きであります。
いよいよトランプ氏、バイデン氏の一騎打ちの様相ですが、株式市場にとっては仮にトランプ氏勝利でも、アメリカファーストですから2021年の上昇のようなことも十分考えられます。
現状の東京市場は昨日も米国安からザラ場250円程売られましたが、引けでは11円安と押し目買い意欲は健在です。TOPIX、グロース250はともに小幅ながら上昇して引けており、一昨日とは変わり上昇銘柄の数が下落銘柄を上回り、物色対象が広がったことを示しておりました。
当欄でも指摘しておりますが出遅れ資金の台頭から、中小型株も2月の半ばからリズムは変わって来ております。既に指標銘柄となった「東京エレクトロン」「ディスコ」「レーザーテック」などに手を出さなくとも、儲かる銘柄はワンサカ出て来ております。
日経平均の多少の調整は入ると思われますが、買いたい資金は続々と東京市場に上陸しております。循環物色、押し目買い、まさに虫の目、鳥の目、魚の目で銘柄選択しご連絡してまいります。
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