普段よりも少々長い正月休みとなりましたが皆様どうお過ごしでしたか。日本海側では例年以上の大雪に見舞われたようですが、太平洋側では穏やかな天候が続きました。十分英気を養われたとところで、2025年相場に取り組んでまいりたいと思います。
こちらが休みの間、米国市場でのフラッシュクラッシュらしきものもなく、為替はドル円が昨年30日158円から31日の156円台前半までの動きで、その後はレンジ内に収まり日経平均の先物でも先週末東京比300円安辺りでの展開でしたから予想の範囲です。
各調査機関から今年の日経平均の予想が出ておりますが、この分野は参考程度に見て置き、昨年末同様個の銘柄に弊社は注力してまいります。個別銘柄の値幅取りこそが個人投資家の儲ける道と心得ます。
題目で示した通り、今年は東証が上場企業に対し強力に要請する株主資本経営の集大成の時間帯に入ってまいります。
株主資本を意識した経営を遂行するにあたり、仮にPBR一つとっても1倍を上回る企業の割合が米国主要企業96%、欧州80%に対し日本は57%と、大きく下回っております。
企業がどのような方法で、どのようにお稼ぎ、株主に還元して行くか昨年から盛んに企業の経営戦略がIRされているのはこのような背景に基づきます。東証はこのIRを好事例、開示済み、検討中、未開示の4段階で既に分けて公表しております。
無論、好事例が株価パフォーマンスでは60%と断トツの成績で、未開示は10%とその差は歴然であり、今年は益々パフォーマンスに差が付いてまいります。
この株主資本経営が今年の株価パフォーマンスの肝であります!
弊社が全体よりも個別銘柄に拘る理由はここにあり、企業の開示を事細かく追っているのは外国人投資家も同じで益々値幅取りの資金が個別銘柄に集まります。新春、早速第一弾から臨んでまいりたいと思います。本年も宜しくお願い申し上げます。
弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。