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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

強い米国経済は日本にとって追い風です。

  

注目の米雇用統計は市場関係者の予想値16万人を大幅に上回る25.6万人、更に失業率も予想4.2%のところ4.1%に低下、驚くほどの強い内容でありFRBの最近のタカ派姿勢が変わることはないと思われ、米国市場にとっては強い景気のグッドニュースがバッドニュースとなりました。

 

市場では30年債利回りが5%に乗せ、10年債利回りも4.7%台に乗せており、ともに202310以来の高い水準にまで上昇し、158円台後半まで進んだドル高は157円台前半まで押し戻されました。

 

昨年12月の強い数値により2024年の米国の労働市場は堅調を維持した格好となり、今月のFRBによる利下げは消えたようです。今週は労働市場に加えFRBの専管事項のもう一つ、物価であるインフレ指標に注目が集まりますが、よっぽどの下振れが無い限り変わらないでしょう。

 

さてここで、米国の大幅安から慌てて東京市場で売りを出すということもないと思われますが、海外の日経先物が500円ほど下落しておりますので引っ張られるでしょうが、ここからが東京市場の真骨頂であります。

 

無論、日経平均先物の話をしているのではありません。個別銘柄が絶好の買い場を再び提供してくれるものと考えております。今年は大発会も大幅安から始まっておりますが、その日に17銘柄がストップ高をしております。

 

再三申し上げておりますが、この強い経済指標を見ても、経済米国一強は今年も変わりませんが、常に運用を迫られ休むことを許されない世界の運用資金は1 5000兆円あります。

 

その7割は米国市場であり、欧州もダメ、中国は更にダメなのが共通のコンセンサスです。割安でしかも東証大改革の集大成の年であればここに資金が集まるのも理の当然です。米国景気が強いのは日本にとって追い風です。タイミングを計り、個を見て今週は仕込み場と心得ます。

 

 

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