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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

東京市場のレンジ抜けは政策決定会合後か、決算後か?

  

米国市場はマクロ指標が一段落し、労働市場の過熱感を物価指標が落ち着かせる形となり一山超えてミクロの決算発表に入ってまいりますが、スタートとなる金融機関の決算は好調で株価は軒並み好感しております。

 

マクロからは再インフレ懸念は後退いたしましたので、株価は今後も素直にミクロの決算を反映して来るものと思われ、こちらの期待値は高いのではないでしょうか。

 

米国市場は昨今バリュエーション調整が不可避と言われておりますが、現状のバリュエーションを上回る稼ぐ力が示されれば、昨年12月から続く調整局面も早々に切り上げて行くこともあり得るかと思われます。

 

というのもトランプ次期大統領が就任し、基本的には米国企業には追い風となる政策を矢継ぎ早に打ってくる可能性があるからです。勿論関税等は貿易国にはマイナス材料ですが、米企業にとって目先は歓迎されるでしょう。

 

どの新大統領も大統領就任と同時に早々の手柄を示したいと考えますので、減税などにも早々に着手するのではないでしょうか。

 

かたや東京市場ですが、昨日も米国高を受けて朝方は買い先行で500円高ぐらいまで買われましたが一昨日同様失速、上値の重さとの解説が聞かれますが、それを言うならレンジの上限での話ではないかと思われます。

 

日経平均は引けにかけて128円高となりましたが、3時過ぎにTSMCの最高益が伝わり、半導体値嵩株が引け前10数分で上昇した分であり、立会時間が3時半まで伸びたメリットを始めて感じた時間帯でした。

 

為替の円高も影響したかと思われますが、吠えるトランプ氏の就任式が20日、更に日銀の政策決定会合が控えますので、先日の日銀副総裁の利上げ発言もあることから、東京市場のレンジ抜けは今回の会合を消化してからか、更に好調が予想される決算発表後か、いずれにしても直近その辺りかと思われます。

 

 

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