米国では新規失業保険申請件数が予想を下回る結果となり、継続的に失業保険を受給している人は増加とまちまちの結果となりましたが、例年この時期はホリデーシーズンでデータが振れやすいことから主要三指数はダウ、S&P500は高値更新で織り込んだようです。
米国市場ではAI関連銘柄は毎日のように材料が出てきます。この関連は基本的に調整期間と思われますが、先週好決算を発表したマイクロン・テクノロジーは連日の高値更新、エヌビディアは同じくAI企業のグラッグを200億ドル(約3兆円)で史上最大の買収を発表しました。
米国市場も循環物色で高値を更新しておりますが、AI関連銘柄の調整明けも意外と早いかもしれません。
米国同様東京市場も市場参加者は減少しており、現状売買代金は3兆円台となっておりますが、まさに閑散に売りなしの展開であります。
薄商いになっても物色意欲が衰えないのは先高期待が高いことを意味し、年度渡しを通過すると、来週2日間ですが一伸びがありそうです。
一部懸念された経団連での植田日銀総裁の講演も新しいことはなく、先週の日銀政策決定会合の記者危険を踏襲する内容でした。
残り3日立ち合いですが、慌てずに株を枕に年越しでよろしいかと存じます。
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