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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

再びInvest in Japan.

  

米国でFOMC前のマクロ指標として重要な、ISM 製造業景況感指数が発表になりましたが結果は悪かったですね。11月は9か月連続で活動縮小し、48.24か月振りの大幅縮小となり、製造業が長引く低迷からの脱却に苦戦していることを示唆しました。

 

いいニュースとしては、年末商戦が本格化する感謝祭後の金曜日(ブラックフライデー)からの3日間のオンライン売上高は236億ドルと予想を上回り、サイバーマンデー1日の売上高は6.3%増の42億ドル、感謝祭後の4日間で380億ドルを記録しました。

 

高所得層が牽引しましたが、大幅な値引きがその他の購買層を刺激し、ブラックフライデーのオンライン売上高は前年比9.1%増の118億ドルで過去最高を記録しました。

 

株式市場は引き続き最終的にはFOMCでの金融政策ですが、ミクロ面では引き続き関心の高いAI相場のけん引役の交代が話題で、チャットGPTのオープンAI独走をジェミニ3のグーグル陣営が牙城を崩し、グーグル側に資金が流れているようです。

 

実際に株価でも、グーグル側のアルファベット、ブロードコムがオープンAI側のエヌビディア、マイクロソフト、ソフトバンクを上回る上昇となっており、調整中のAI関連銘柄の中でも次期出世株を探る展開には余談がありません。

 

東京市場の全体の流れとしては、一昨日の上田日銀総裁のタカ派寄り発言のスタンスを見極めるところでありますが、結論としては上げたところで現状でのマーケットインパクトは限られていると思われます。

 

現状では外国人投資家の高市内閣に期待したロングマネーの動きに変化は見られません。先日高市首相は「Just shut your mouth! And invest everything in me. Japan is back. Invest in Japan.(いいから黙って全部私に投資して!日本は戻ってきたの。日本に投資してください)と、アニメのセリフになぞって国際会議で発言しました。

 

その中で責任ある積極財政と無駄を省く日本版DOGE、ここが外国人投資家の評価の高いところであり、資金を東京市場に向けている背景のようです。

 

 

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