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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

市場の関心はFOMC後の雇用統計とCPI。

  

米国では今週は注目のFOMCを控えますが、ここまで発表された経済指標からは現状では95%の確率で利下げは実行されると思われます。既に市場の関心はFOMC後発表される雇用統計と消費者物価指数(CPI)に移っているようです。

 

先週の米国市場はセクターローテーションを繰り返しながら幅広く物色対象を広げ、SP500、ラッセル2000も最高値近辺まで上昇し、ショート筋の買い戻しからモメンタム銘柄まで買われており、全体としてAIトレードにより極端に偏った一極集中相場の是正が進みました。

 

FOMC後に米国株が最高値を更新し、クリスマス・ラリーを迎えるか注目です。足元米国の長期債利回りは上昇しておりますので、更に金利上昇とドル高が進むと米国株や暗号資産などのリスク資産には注意が必要かもしれません。

 

先週の東京市場で外国人投資家の売買動向は現物では若干の売り越しでしたが、先物では11月半ばからの買い越しが継続しており、東京市場に対する強気姿勢に何ら変化は見られません。

 

来週は今年最後のメジャーSQを控えており、米FOMC2日後というのも因縁を感じます。昨今日経平均の1000円幅の上下もあまり驚きもなくなりましたが、下値も上値も限定的な現状はどこかで上放れすると思われます。

 

米国同様、東京市場でも日々物色のテーマは広がりを見せており、こちらも値嵩株の一局集中という歪んだ相場環境からは脱却しております。日経平均寄与度の高い値嵩株はメジャーSQに向けて先物が牽引する展開も予想されますが、それでも個別株優位の現状の展開は続くでしょう。

 

今週も年内一回転目標での個別銘柄の仕込みでよろしいかと存じます。

 

 

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