朝夕だいぶ涼しくなって来ました。昨夜もエアコン無しで寝られましたから、季節は確実に進んでいるようです。そうは言ってもこれからが本格的台風シーズン、昨今の東北、北陸のような災害が何処で起きるかわかりません。これも地球温暖化の為せる業かと思いますが、天候はどうにも変えられません。皆様におかれましては最低限の備えにはお気遣いいただきたいと存じます。
さて、いよいよイベント前夜の米国市場ですが、戦々恐々かと思いきや、連銀総裁の各種タカ派ジャブの連打も功を奏し、無事に通過するのではと思います。すでにこれらタカ派ジャブのおかげで米国市場は戻り高値から1000ドル以上も調整しており、結局は過熱した戻り相場が再度の上昇へ向かうための調整イベントとなるのではないでしょうか。
米国市場では、今年1月の3万6952ドルの高値から6月の最安値2万9653ドルまで下落しました。弱気相場が下げては戻し(ベアマーケットラリー)を繰り返しながら下落するものであり、7月14日からの戻り相場で騰落レシオが記録的な過熱感を示しても、その延長であるというのが現状の膨大なカラ売る残からは見受けられます。
恐らく、ベアのままかブルの入り口か、正解が見えてくるのは9月の雇用統計、消費者物価指数(CPI)が発表される頃ではないかと思われますが、相場は物知り、ベアマーケットラリーの中でこんな記録的騰落レシオの過熱が出るのは疑問であります。恐らく何ヶ月も先を織り込むマーケットの視界にはブルマーケットが見えて来ているのではないでしょうか。
さて東京市場は国の政策の豹変に素直に資金が動いております。所謂エネルギー政策ですが、岸田総理の骨太五大方針の一角が前向きに変化したわけですから、間違いなく国策に売りなしであります。
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