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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

ヘッジファンドの近況は、相当な運用難のようです。

 

 7月の半ばからショーカバー(売り方の買戻し)を巻き込んで一気に戻して来た米国市場は、ジャクソンホール会議を前に各連銀総裁のタカ派発言のジャブの連打となり、動き辛い状況ながらも、昨日当欄でもヘッジファンドのショートカバーは終わっていないと申し上げましたが、どうも終わるどころか増えているようです。

 

 ブルームバーグの報道から、ヘッジファンドはFRBがタカ派的姿勢を維持するとの見方を記録的なペースで強めており、ロンドン銀行間取引(LIBOR)の後継金利、担保付き翌日物調達金利(SOFR)を参照する先物全般を大幅なネットショート(売り越し)しているとし、最近の米国長期金利の急上昇がそれを物語っております。

 

 加えて、このポジションはパウエルFRB議長が今週のジャクソンホール会議でハト派転換の可能性を事実上排除する場合に利益となり、ヘッジファンドが積み上げたショートポジションの規模は過去1カ月で3倍余りに拡大しているようです。

 

 相場環境に左右されず収益を狙うヘッジファンドのポジションはロングショートどちらでも大きくなりがちですが、昨日申し上げました通り今年前半は、ゲームストップ株の空売りや、ハイテク株のロングの積み増し、更に暗号資産投資などで相当な数の破綻が起きており、運用成績を示すヘッジファンド指数は過去最大の下落となりました。

 

 これだけのショートポジションの積み上げで、一気に取り戻そうとの思惑は分かります、後半戦、同じことが起きる気がするのは筆者だけでしょうか…?

 

ただ、現状のヘッジファンドは過去の金融危機時ほどのレバレッジを利かせておりませんので、仮に破綻が少々続いても金融システム不安には繋がらないと市場関係者は見ております。どうもヘッジファンドの運用成績は悪いですね。当欄を愛読していただいている皆様の方が儲かっていると思います。

 

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