毎日、殺人的酷暑が続いております。投資家諸氏におかれましては、不要不急な外出はお控えいただき、是非とも現状の個別の材料株相場を謳歌し利益を上げることに勤しんでいただきたいと存じます。
さて相場とは天邪鬼なもので、昨日も鯨幕相場から月足チャートは良い形になりましたと申し上げた途端に大幅安です。当欄をお読みいただいている弊社のとあるお客様からも、「おい、大丈夫かいな?」と昨日ご心配いただきましたが、まあ、筆者が申し上げたのは月足ですから、目先の尾ひれはひれは付き物で、少し俯瞰してみていただければ何ら問題はないかと存じます。
そのお客様もご心配されておりましたのが米中の戦争の可能性です。米国政権のナンバー3である、ペロシ下院議長が今回のアジア歴訪の一環として台湾を訪問する計画に対し、中国が強烈に反対している一件で、中国は人民解放軍の出動も辞さずとの強硬姿勢を示したことに対し米国はどう対応するのか。
現実に米中の二大大国がすぐさま戦争になるとは思えませんが、相場はある意味非常に臆病な一面も持ち合わせておりますので、そうなれば戦地に一番近い日本は最悪の影響が出るとの判断から昨日のような影響が出たのではないでしょうか。ロシアの蛮行がより想像を掻き立てるのだと思いますが、ただ、そこまで考えると一歩も動けませんが…。
東京市場においては決算発表と重なりましたので、ボラティリティが大きくなったと思われますが、既に発表されている好決算銘柄もブレておりました。日米ともに大量の空売り残を抱えておりますので、売り方もこの機会を逃さずとの姿勢なのでしょう。
予想出来ないものに思い悩んでも前に進めません。基本はマクロを織り込んだ市場でミクロの好決算銘柄の押し目買いでよろしいかと存じます。昨日もご紹介した弊社看板銘柄「クラウドワークス」、今日も高値を更新しておりました。これが材料株相場です。さて、次の仕込みは…?
弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。