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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

2日間のグロース市場の復権は単なる偶然か。

    今週の米国市場は金融政策の先行きをめぐりパウエル議長はじめ、FRB理事である各連銀総裁による発言が予定されております。パウエル議長は変わらずデータ重視の発言に終始すると思われますが、中でもダラス連銀のローガン総裁の発言に注目が集まります。

 

タカ派で通すローガン総裁が直近の経済指標、労働指標を受けてどのような見解を示すか、過去の一連の発言からはここが一番の注目点と思われます。ローガン総裁からハト派的は発言が出れば、既にFRB内でも利上げは終わっているかもしれません。

 

各専門家の間でも雇用統計、失業率の数値は驚きを隠せなかったらしく、既に12月の利上げ確率の予想も5%台に落ちているようで、更にそれもないだろうとの意見も出ております。

 

東京市場は引き続き決算発表佳境に入ってまいり、日々出される決算でも単に増収増益でもその中身が吟味される厳しい目に晒されますが、これがいつもの正しい市場の目でありますので、正常化されつつあると考えてよろしいかと存じます。

 

さて昨日潮目の変化が見られるかと申し上げましたが、米国の金利が下落方向にあるとすればグロース株にも活躍の芽が向くと思われ、昨日も日経平均は1.34%、TOPIX1.17%の下落でしたが、グロース250指数は0.01%の上昇でありました。

 

昨日は良く指数の変化をチェックしている投資家から、「潮目が変わったやろ」等のお電話を数件いただきましたが、(細かい変化を見逃さない姿勢には脱帽ですが)ホンワカその流れもあるかと思われます。

 

この市場には個人投資家は期待していることが改めて分かりましたが、それでも新興市場はこれからが決算発表という企業がほとんどですので、内容を確認してからでもよろしいかと思われます。意外と育つお宝銘柄が眠っていることは確かです。

 

 

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