先週末の米国市場はイスラエル、ハマスの休戦で中東情勢悪化への警戒感が和らいだことと、サービス業PMIが予想外の改善から消費への楽観的見方広がり、クリスマス商戦に対す理期待も高まりました。
感謝祭翌日の短縮取引でしたが全体的に小動きの中でもダウは117ドル、0.33%の小幅高、ナスダックは15ポイント、0.11%高、S&P500は2.72ポイント、0.05%高と、まちまちながらも全体しっかりの展開でありました。
先週は注目の「エヌビディア」の決算が予想以上の好決算でしたが、噂で買って事実で売りの株式市場らしい展開となりましたが、他の半導体株には好影響となり幅広い買い材料となりました。
今週の米国市場では好材料が顕在化しているものの、VIX(恐怖)指数は12.45と歴史的な超楽観的水準を示しており警戒感を持ちながらの展開となると思われます。
かたや東京市場も米国市場ほどではないにしても、VIX指数に相当する日経平均VI指数は16.87とこちらもかなり楽観的な水準で展開しておりますので、個別銘柄を追いつつも外部環境にも気を配るところと思われます。
今週の東京市場は先物からの裾野が広がり、個別銘柄に資金が向かっており現物市場でも回転が効き始めており、森よりも木を見る戦略に変わりないかと存じます。
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