「米国市場が咳をすると東京市場は風邪をひく」とはよく言われたことですが、東京市場は米国追随型であることを揶揄しておりますが、今回の日銀「植田ショック」は細かいヘッジファンドの破綻なども表面化し米国本土市場にも影響が出ているようです。
昨日の米国市場も株価急落の出口を探るべく押し目買いからダウで500ドルぐらい上値を追っていきましたが、10年債の入札の不調が伝わると株価が売られ始めるという、金融市場の株式、債券の常識を覆す解説がなされておりました。
債権が不調なら株式に資金が移るのが金融市場の当たり前ですが、米国債券市場と日本の株式市場で高レバレッジのペアトレードを展開するヘッジファンドが飛んだ(破綻)という情報が入ってまいりました。
今回の東京市場の急落は3日で8000円の下げですから、ほとんど考える余裕もなくあっという間の処理を求められたのが3倍に賭ける信用取引であり、レバレッジ効果10、20倍で普通に仕掛けるヘッジファンドが、早々に破綻に追いやられるのも納得できます。
市場は、しばし態勢立て直しに時間を要するのは当然です。米国市場もそうですが震源地の東京市場は相変わらずの乱高下がしばらく続くものと思われますが、さりとて逞しいことに既に個別銘柄には資金は向かっております。
その個別銘柄を狙うに当たって、弊社のお客様も細かく増益率を計算され、進捗率を計算され一番と思われる銘柄の動きが悪い、これは何ぞや?と、探求心の深いお客様ゆえの疑問ですが、明確な答えはできませんが一つ、業績プラス、ドラスティックな変化を似ては如何かと…。
業績一つ比べても業種が違えば同じ比較はできませんし、材料を探っても方や国策に乗る素晴らしい材料に比べて、しょぼい地方銘柄などが化けたりします。いろいろ数字や内容をこれでもかと思うぐらい精査しても最後はエイ、ヤーの思いです。
解りづらく申し訳ございませんが今後益々この傾向は強くなりますぞ!
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