カレンダー

<   2024年8月   >
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

アーカイブ

“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

個別銘柄は個別の動き、みんな一緒には動きません。

  

日米ともに金融政策のビッグイベントを通過し、マクロ面での材料出尽くし感から株価の方は小休止、売買代金の減少とともに日柄整理に既に入っていると思われます。

 

米国ではダウのみ高値を更新しましたが、NASDAQSP500は既にもみ合いとなっており、その後の耐久消費財受注速報が予想を上回ったことからやや景気後退懸念も後退、雇用統計までの材料待ちの調整と思われます。

 

 しかしながら売買代金減少も日米ともに物色意欲は旺盛で、米国ではラッセル2000が急騰し、東京市場ではグロース市場が久々の賑わいを見せております。

 

 今回マクロの転換が物色対象の変化に通じましたが、明日は全世界が注目する「エヌビディア」の決算が発表されます。再三申しております通り、好決算は間違いないと思われますが株価インパクトは限定的と考えます。

 

 仮にそこから関連株が再び上昇するのであれば、半導体銘柄のここまでの戻りの悪さはないと思われ、物知りな相場はそう語っているように感じます。

 

 東京市場は個別の材料株物色で問題ありませんが、みんな一緒に買われる訳ではありません。間違いやすい投資家心理として、目先動かないものを動くものに乗り換え纏めるという選択をしがちです。

 

 半導体相場は半導体銘柄が一緒に動きますが、材料株の相場は中小型株が一緒に動く訳ではありません。動いていないものはこれから動くのです。「下手の考え休むに似たり」「急いてはことを仕損じる」…。

 

 買いの根拠を把握出来たら、日々の値動きだけで判断するのは危険です。特に材料株相場では、個人投資家の諦めた投げ玉が呼び水となり上昇に転じるケースが数多くあります。この世界常に胆力は必要かと存じます。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。