米国では8月の消費者信頼感指数が発表され、前月の改定値から1.4ポイント上昇し103.3と2月以来の、6カ月ぶりの高水準となりました。
この指数はFRBも重視する米国個人消費の先行指標とされ、1985年を100としており、今回は足元の景況感を示す指数と短期的見通しを示す指数の両方が改善しました。
ただ雇用環境を示す指数は現状懸念が持たれ、今後6カ月で雇用が減少するとの回答は17.5%と1.1ポイント上昇し、現況見通しは良くても労働市場の先行きを懸念する内容でした。
まさにFRBが利下げを明言した要因がここにも表れており、来週の雇用統計と合わせ利下げの幅には注目してまいりたいと存じます。
昨日の東京市場は米国の巨艦「エヌビディア」の決算を控え、日経平均こそプラスでしたが値下がり銘柄の方が多く一服感を拭えませんでした。
まあ、こんな日もあるとフランクにお考えいただければと思われ、解説者でもありませんので日々の値動きにそう神経質にならずにまいりたいと存じます。
筆者は「エヌビディア」の決算が出ても、その影響は「エヌビディア」のみであり、このところの中小型株を中心にした相場展開は変わらないと考えております。
従って、決算発表で多少他がぶれる場面でもあれば、直近の上昇トレンドを持つ中小型株には積極的に押し目買いで臨んでまいります。
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