筆者はどちらかというとテレビはあまり見ない方かもしれません。平日は帰宅してもその日の市場動向を俯瞰し翌日以降の戦略を立てますが、それだけで結構な時間を取られますので、その間ワールドビジネスサテライト、報道ステーションぐらいか、BS放送のプライムニュース、日経プラスなどを内容次第で不規則に視聴するぐらいです。(余談ですが、一週間の中で唯一見ているドラマが日曜日のTBSの「DCU」だけです。半沢直樹、下町ロケット、日本沈没の流れで見ていますが、このシリーズが終わればもう見ないと思います。)
土曜日、日曜日もウクライナの暗いニュースばかりで、相変わらずロシアによる理不尽な侵略戦争の出口は見当たりません。そんな中でこの混乱を見逃さずという記事が日経ヴェリタスに載っておりました。
ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社、バークシャー・ハザウェイの投資哲学であります。今回のウクライナ危機が本格化する直前の2月中旬、ハザウェイ副社長のチャーリー・マンガー氏は「遠い未来であってほしいが、ひどい株価下落は必ず来る」と語り、その通り今回の下落で日本の商社株を買い増しております。
湾岸戦争の時も、リーマンショック時も、そして今回も、必ず相場混乱時には割安、優良株に触手を伸ばしており、結果として巨万の富に結び付けております。
コロナ下の金融緩和で割安な優良株を見つけられず、S&P500のリターンを上回れず一時「バフェットは衰えた」などの声も聞かれましたが、今回盛んに動いているバフェット氏、結局彼の哲学通り、目に適った銘柄を的確な値段で買って行くわけです。
まさしく相場格言通り「総悲観の中で生まれ、懐疑の中で育って行く……」展開の中で相場賢者は動いております。80年間の相場人生でここまで資金を増やしてきたオマハの賢人、ウォーレン・バフェット氏の投資哲学、真似てみてはいかがでしょうか。
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