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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目。

  

 期待?された、ロシアによる侵略戦争以来、初めての米中による高官級会談。米国はサリバン大統領補佐官、中国は外交トップの楊潔チ政治局委員による7時間に及ぶ協議も結論は出ず、中国側は和平に対して人道支援を含め協力していると主張し、米国側はロシアからの軍事装備品や経済面での支援要請に応え、制裁逃れを助けるようなことがあれば必ず代償を払わす…と釘を刺し、お互いのみ合わない議論で解決には程遠い状況は変わっておりません。

 

 ロシア側の変化と言えば、プーチン大統領に日々戦況を報告する側近の一人が更迭されました。プーチン大統領への忖度から耳当たりの良い情報しか入れず、業を煮やしたプーチン大統領は怒りの更迭。相当イライラしているようです。

 

 また驚いたのはNATO側、特に米国の偵察情報力の凄さですね。ロシアの戦闘機、戦車などが何処にいてどう動いているのか、すべてウクライナに提供されており、ロシア側もこれを阻止しようと無線の傍受、遮断を試みますが技術の差は歴然としているようです。

 

 また、随時NATO側か供与される対戦車ミサイル、地対空ミサイルの精度の高さとその数の多さ、更にそれを使いこなすウクライナ兵の熟練度、圧倒的有利とされたロシア軍が苦戦していることも頷けます。

 

 株式市場は現状の侵略戦争の相当部分を既に織り込んでいると思われ、昨日も先物安の中を、現物市場は朝から終始健闘しておりました。核戦争までは織り込んでおりませんから、これが始まったらそれなりに対処が必要ですが、現状、当然乱高下はありますが、オマハの賢人同様買い目線であります。

 

 さて、私どもの戦略は「鳥の目」全体像を俯瞰する視野の広さ。「虫の目」物事を小さく細分化し掘り下げる視点の深さ。「魚の目」流れを見る、時間軸を見る視点の長さ。「コウモリの目」逆の立場で見る視点の切り替え、常識を疑う目。

 

 深く掘り下げ、この四つの視点を意識すると、配当狙いの今をときめく「日本郵船」「商船三井」などの船株やバフェット氏の三菱商事、三井物産などの商社株以外にも、個人投資家の醍醐味、値幅を狙える個別銘柄が現れております。「懐疑の中で育つ…。」乞うご期待。

 

 

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