昨日の東京市場は米国安を受けて朝方415円安まで下落し、さすがにここまでの連騰疲れから小休止と思われましたが、時間の経過とともに下げ幅を縮め引けは逆に70円高で引けてまいりました。
小型株市場のJASDAQ、東証マザーズも安寄りした後同じく高く引けており、明らかに物色対象も広がりを見せて来ており、再び東京市場の強さを感じました。
基本的に米国市場が下げていれば、先物筋が例のアルゴから自動的に売ってまいりますので、そんな状況の中での引け高は国内勢の息吹を感じますね。空売りの買い戻しもそうですが、3月末の配当シーズンですから貸株を返さなければなりませんので、それらも手伝っております。
更に、昨日指摘させていただきましたが、物色対象は広がりを見せております。今までけん引してきた郵船をはじめとした船株は配当落ち前に失速してまいりました。(3日前にここは郵船やろ!のお電話いただいた投資家の方から、再び感謝のご連絡をいただきました)
また、為替の円安が進んでおりますが、投機筋のポジションと期末の決済も重なっておりますので、まだ多少あると思いますが、テクニカル的には相当の過熱ポジションでありピークは近いと思われます。
すると物色対象は更に出遅れ銘柄を探しに来ます。一昨日弊社のセミプロ級のお客様の投資スタンスについて触れましたが、既に動きが出始めました。どういう切り口から入るかはご紹介しましたが、一段落したら、具体的に銘柄と、今のこのご時世でも入れるポジション取りもご説明申し上げます。大いに参考になると思われます。
さて、昨日の日経新聞で野村が7年ぶりに日本株推しのキャラバン隊をスタートさせると載っておりました。利上げの流れが始まった米国株、ウクライナ紛争に非常に近い位置にいる欧州、消去法でも日本株に利ありということです。
ますます物色対象は広がりそうであります。
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