先週末の米国市場は、ISM非製造業景況感が予想以上に上昇していた一方で、仕入れ価格が前月より低下したことが好感され、直近高騰し4%台に乗せていた長期金利が下落、ブラックアウト期間を目前に、アトランタ連銀のボスティック総裁の小幅な利上げを推奨したことも好感され、株式市場は5週ぶりの陽線となりました。
際どい位置で推移していた米国市場は節目で反発しレンジを維持した格好となりましたが、ダウよりもS&P500は昨年10月の安値から綺麗に下値を切り上げるトレンドとなっており、決して弱い展開ではなく早晩4300から4400ポイントが見えて来そうであります。
さて今週の東京市場もレンジ抜けをトライして来そうですね。これまで騰落レシオの過熱感などもあり上値は抑えられておりましたが、傍ら下落局面での押し目買いも素早く入っており、強いレンジ形成をしておりました。
シカゴの日経先物も既に2万8000円台で帰ってきており、昨年11月の2万8500円、更に昨年8月の2万9000円を目指して来るものと思われます。まさしく相場は相場に聞け、であります。
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