カレンダー

<   2023年3月   >
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

アーカイブ

“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

「節分天井、彼岸底」のアノマリーが吹っ飛んだ!

  

 今回のパウエルFRB議長の議会証言は、2月のFOMCでの「ディスインフレ」なる言葉まで出た状況とは打って変わり、インフレファイターとしての顔が前面に出るほどのタカ派となっておりました。

 

 「最近のデータは予想よりも強く、金利の最終到達水準が従来予想を上回る可能性が高いことを示唆している」と発言し、更に「経済データが全体として、より早い引き締めを正当化するのであれば、利上げペースを加速させる用意があるだろう」と述べました。

 

 3月のFOMCでは金利予想分布図は上方修正される可能性が高く、データが正当化されればFOMCは次回会合でより大きな利上げ幅に戻す用意があるとも述べております。

 

 2月の姿勢から一転したインフレファイターとしての顔に各ストラテジストも困惑しているようで、強気、弱気が交錯しております。超弱気派の代表格のモルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は下げない相場を見て、つい23日前に目先の強気転換をしたばかりですが…。

 

 いずれにしても米国市場は今週の雇用統計、来週の消費者物価指数(CPI)待ちのようですね。

 

 かたや東京市場は一昨日の米国市場の570ドル安にも135円高で対抗しました。メジャーSQの週ですからファストリの動きはいつも通りですが、TOPIXは連日昨年来高値更新、マザーズ指数も上昇しておりますので、個別銘柄にも買い気が旺盛であります。

 

 2月初旬の高値から若干押しただけで節分天井、彼岸底が騒がれましたが、どうやらアノマリーも吹っ飛んでしまいました。まさに相場は相場に聞け、儲けのチャンス到来であります。

 

 

弊社へのお問い合わせは、お気軽に03-3868-2801までどうぞ。