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“株のソムリエ”からの勝ちの連鎖術!

年末相場を意識し始めた東京市場、機関投資家の姿が...。

  

米国経済は好調を維持しておりますね、先週の小売売上高も堅調な数字が報告され長期金利の高原状態が続く中で、これまでクレジットカードの延滞率が懸念されておりましたがこの数値も改善して来ております。

 

FRBの利下げスピードの減速についても、パウエル議長の「利下げを急がない」との発言からも伺えますが、決して後ろ向きではなく好調な米経済を認識しているからであり、後退を意味するものではないと思われます。

 

トリプルレッドとなったトランプ次期政権は何を言い出すかわからないとの懸念もありますが、懸念の無い新政権などありません。まずは規制緩和、財政出動、法人減税など株式市場にはプラスであります。

 

輸入関税の引き上げなどがどこの国にどの程度影響が出て、米国への反作用などが判明するのは少々先となります。第一次トランプ政権でも移民対策、輸入関税強化は出しましたが、政権12年目は株高で反応しました。

 

財政出動が米国の赤字にどう影響するか問題が上がるとすれば、34年目以降になると思われ、そのぐらいこのトリプルレッドは株高路線であると思われます。

 

トランプラリーも物色対象はその都度変わると思われますが、総じて強気でよろしいかと思われます。ウォール街きっての弱気派で知られるモルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は来年の米国株について全面的に強気な見通しに転換しました。

 

米国株が強ければ基本的に日本株も連動します。ただ、こちらのその都度物色対象は変わりますので臨機応変な対応が迫られますが、総じて強い展開の中でその時のテーマに即した銘柄をチョイスすればいいのであり、結局今とあまり変わらないと思います。

 

東京市場は年末を意識し始めたか、値上がり銘柄にグロース、スタンダード銘柄が多くなってまいりました。プライム市場でも好決算後さえなかった「日本製鋼所」「NTTデーイントラ」などが動いてまいり、機関投資家の姿がチラ付き始めたようです。

 

 

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